DISPL
はじめに・・・
 この改造は、危険を伴います。
 今回の改造には、ジャンクで購入したDISPLであったが故に出来たようなものです。
 もし、真似をされる方がいらっしゃるようでしたら、自己責任でお願いします。

DISPLとは・・・
 電波新聞社から発売されていた、アップスキャンコンバータであり、要するにゲームの映像をパソコンのディスプレイで表示してしまうものです。
 DISPLは、元々、同社製のXRGB−1の簡易版であり、いくつかの機能を削ぎ落とされています。
 さらにDISPLとXRGB−1に使用されているチップは、フルカラーに対応しておらず、アップスキャンを行った際、その表示されるカラーは減色されたものとなってます。
 これを回避(?)するには、上位機器のXRGB−2を購入するか、15kHz(水平)のスルー出力するしかありません。
 前者は、とても高価な上に、品数も多くないため、パス。
 後者は、XRGB−1では可能ですが、DISPLには、その機能は削除されています。

どんな改造?・・・
 そこで、この改造に至った訳ですが、いかんせん知識が乏しいため、ある意味賭けるつもりで行いました。
 もちろん、改造目的は、DISPLにスルー出力の追加です。

問題点・・・
 スルー出力と言うことは、当然、ディスプレイも15kHzに対応していなければなりません。
 そこは、それ、うちで使用しているTD211は、ばっちり対応している訳ですが、このディスプレイにも難がありました。
 それは、同期を取るための信号のC−Sync(複合同期)が無かったのです。
 一般に、発売されているほとんどのゲーム機器は、そのC−Syncの出力オンリーです。

回避方法・・・
 当然、簡単な回路で、C−SyncをV−Sync(垂直)、H−Sync(水平)に分ける事も可能ですが、出来るだけ、お金をかけたくないと言うのが、私の趣旨です。
 DISPLは、アップスキャンのコンバーターですので、当然その変換を行う際、V、H−Syncに分割しているはず。
 そこで、危険ですが手探りで、とうとうその回路を見つけました(図)

          R53R57
       V
     | | | | | | |
     +-----------+
     |TL 74HC14D |   +--+
     |HA#V8K15FME|   |  |
     |AN#        |   |  |
     |ID#Cm9601 C|   |  |
U5 +-----------+   |  |
     | | | | | | |   +--+
     H
                    C19

すげー図ですね・・・

 このICがどういうモノかは、私には、全く判りません。
 ただ、このピンから出力されているものは、間違いなく、その信号でした。

改造・・・
 早速改造に取りかかります。
 このケース意外に開けづらい作りになっていて、結構力業で開けます。
 で、入力の21pinから直接、半田付け。要するに直結と言うヤツです。
 背後の15pin入力をスルー出力として使うため、必要な結線(C−Sync以外)を行います。
 で、最後にICから、直接線を引き、スルー出力のV、H−Syncに接続すれば完成です。

その後・・・
 一応、この改造して一月以上経っておりますが、今のところ問題と言えるモノはありません。
 ただし、正確な信号で無い故、画面の両サイドが若干ゆがんでます。
 ま、私としては見られればOKなので・・・